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ピラチカ族

ピラチカ族とは?

 ピラチカ族は、自然と文化のつながりを生きている西表島の人たちに学んで、そのつながりを壊さない、豊かさや快よさのある暮らしをさがしていきます。

 キーワードは、エコツーリズム、フェアトレード、そして祭り。たくさんの人がこの族に入るのを、心待ちにしています。

 

ピラチカ宣言

ピラチカ宣言 2003年12月

日本の南の端にある、西表島。
台湾と同じ緯度に位置し、周囲130キロ、日本最大級のマングローヴ林を抱く。
ピラチカとは、この島の言葉で「ナマケモノ」の意味だ。

島のまん中に動脈のように流れる浦内川という、淡水。
毎日大きな夕日を見送るアジアの玄関大平洋の、海水。

2種類の水が混じりあう汽水域には、マングローヴが聳え、
その塩分濃度は、晒す織布をここにしかない色で留まらせる。
海底に沈む貝塚の昔から、芭蕉を織る機の音と、その衣を着て踊る唄や三線の音。

唄の中の話では、昔、海で暮らしていたイノシシが、
山に住んでいたジュゴンと、お互いの住む場所を交換したという。
今では、イノシシを狩りに、縄張りの山へと男が出かけて行くのだが
途中でセマルハコガメに出くわすと、一度家までひきかえさなければならない。

この島は、命の速度を越えないように、神様に見守られているのだ。
太陽と土が全てを育ててくれる。人間は「待てるかどうか」だけ。

潮の満ち引きに合わせて、亀の産卵に合わせて、
子供の成長に、そして人の老いに合わせて、
猟をし、耕し、唄い、食べ、愛しあい、祈り、暮らす。

ある時、ピラチカに出会ったナマケモノは、集まって考えた。
イノシシやジュゴンのように、住む場所を交換することはできないけど、
自分もピラチカになりたい。島からヒントをもらおうと。

 

スロープログラムとは?

 ナマケモノ倶楽部の「スロー」とはつながり。そして、いのちを大事にするということ。スロープログラムは、西表の自然の中に身を置き、スローを実践しているその地の人々との交流を通し、肌で「スロー」を感じてもらうことを目的としています。そして人と人、人と自然のつながりを、そして自分のライフスタイルを見直すきっかけづくりを目指しています。

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