初めて訪れた西表島。訪れた山、林、カヌーで下った浦内川、散歩をしたトゥドゥマリ浜、ただそこに落ちている貝殻や流れ着いたマングローブの種や流木、浜をてけてけ歩くヤドカリ、マングローブ、竹林、五感で感じた植物、初めての藍染体験、芭蕉で作ったお箸入れ、地元の食材がたっぷり入った手作りのご飯、98歳のちえこおばあに見せてもらった縄あみ。町をあげて世代が入り混じって進む祭り準備の様子。村に伝わる踊り、歌、舞いを長老たちが若者に教える。そして島を心から愛する人たち。
それら全てが“西表島時間”をつくっていて、その流れがなんとも心地良かった。たった3日間の滞在だったけれど、西表の時間に身をおいて、空気をたくさん吸って、たっぷりごはんをたべて、お酒ものんで、たくさん眠った。
西表は、大切なものがたくさんたくさん詰まった、間違いなく宝の島だ。
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