有機コーヒーによる持続可能な発展と、
環境保護、フェアトレードへの道
実りの大地を歩き、人々と出会う
ブラジルスタディツアー2000
BOM DIA!ボンジーア!『実りの大地ブラジルからこんにちは!』
ブラジルジャカランダ農場が日本との有機無農薬栽培コーヒーのフェアトレードを始めて、今年で8年。これまでに出会った日本や中南米の多くの仲間たちと一同に会し、有機農業やフェアトレード、環境保護についても学びあいたい。そう思い、この春ブラジル・スタディーツアーを企画しました。
旅のあちこちには、農場見学や環境保護セミナーもちりばめられています。4/1,2にはマシャード市での『有機コーヒー・フェアトレード国際会議』に参加し、農業だけでなく、環境に配慮した施設見学や観光(エコシティとして知られるクリチバ市など)も予定しています。日本や南米の生産者と消費者、技術者、経済学者がつどい、持続可能な農業と開発、環境ホルモンの影響や遺伝子組み換え食品問題について学ぶ、すばらしい機会となることでしょう。
◆期間 2000年3月27日(月)〜4月10日(月)15日間
◆対象 小学生以上ならどなたでも。
コーヒー好きな方、農業関係者、研究者、学生も大歓迎。
◆費用 350000円( ※日本国内移動費は含まれません)
◆主催 ワールド・エコ・ネット(WEN)
〒807-0052
福岡県遠賀郡水巻町下二西3-7-16(担当/矢野、大倉、寺嶋)
TEL/093-201-8382 FAX/093-201-8398
E-mailはこちら HPはこちら
◆共催 ウインドファーム、有機コーヒー
◆協力 ナマケモノ倶楽部、フェアトレード研究会、日本グルントヴィ協会
(以上日本)、オーガニックトレーディング社(ブラジル)
◆申し込み締切 2000年2月22日(火)
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■日程表
3/27東京 成田19:00<発機内泊>
/28ブラジルサンパウロ5:40着<サンパウロ泊>
/29カンタレイラ大学で有機農業セミナー<〃>
/30カンピーナス大学を見学
ポッソ・デ・カルダス温泉<ポッソデカルダス泊>
/31ミナス州ジャカランダ農場見学と植樹
農業専門学校にて国際会議開会式(前夜祭)<マシャード泊>
4/1有機コーヒー・フェアトレード国際会議 1日目<〃>
4/2有機コーヒー・フェアトレード国際会議 2日目<〃>
4/3午前 農場見学
午後バスでサンパウロへ<サンパウロ泊>
4/4パラナ州クリチバ市へ移動
エコシティ会議<クリチバ泊>
4/5クリチバ市環境保護局・ゴミ分別場など見学<〃>
4/6クリチバ見学(モテレス列車ツアー)<〃>
4/7有機農業セミナー
有機カフェテリア開業式<〃>
4/8有機農産物市場を見学
サンパウロへ移動後、23:50発<機内泊>
4/10 成田 13:35着
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<4/1,2 開催予定>
有機コーヒー・フェアトレード国際会議プログラム
1日目
・農牧畜業生産システム(セルジオ・カブラル)
・フェアトレードと持続可能な農業の基礎(宮坂四朗−国際有機農業センター顧問、 自然農法生産者協会顧問・ブラジル)
・有機農業と食料安全(ラモン・ズルアガ−コロンビア国際有機農業センター所長)
・フェアトレード:生産者からの視点(カルロス・フランコ−ジャカランダ農場)
・フェアトレード:消費者からの視点(大地を守る会)
・フェアトレード:経済学者からの視点(サンパウロ州リシャード・ドミンゲスとマリア・ソウザ)
・フェアトレード:社会的、環境的視点(メキシコ国立自治大学パトリシア・モグエル)
2日目
・持続可能な発展の事例報告
・エクアドル・インタグ地区の例(ホセ・クエバ農業技師)
・ミナス州ラゴア村小農民協会の例(ウベルランジア連邦大学デビット・フランシス/セバスチオン・ダ・シルバ農業技師)
・エクアドル・コタカチ市(コタカチ市長アウキ・チチュアニャ)
・コロンビア・リサラルダ州(リサラルダ州知事カルロス・ロベス)
・ミナス州南部地区(ブラジル有機コーヒー協会会長、マシャード農業大学イバン・フランコ)
・日本における食料汚染問題−環境ホルモンと遺伝子組み換えのケース−(日本の消費者団体)
・遺伝子組み替えと農薬問題(IDEC会長マリレネ・ラザリニ/ジュキラ・ガンジル財団セバスチオン・ピニェイロ)
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たとえば一杯のコーヒー。
朝めざめてからの一杯。
仕事の後の一杯。
コーヒーを囲むおだやかな毎日は、
世界中の人々とつながっています。
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