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SOSガラパゴスキャンペーン

タンカー座礁事故による重油流出により、エクアドル領ガラパゴスに住む動物達に深刻な影響が出ています。

■SOSガラパゴス!共同緊急記者会見

 ガラパゴス諸島の石油流出事故について状況説明と義援金の呼びかけを行おうと、ナマケモノ倶楽部として関わっているフィエスタ・エクアドル実行委員会とエクアドル大使館が、2月1日、同大使館にて共同緊急記者会見を行いました。

 「世界遺産」調査研究の第一人者の一人である工藤父母道さん、エクアドル大使館臨時大使代理ヘルマン・エスピノサさんらがガラパゴス海域におけるディーゼルオイル流出事故、および国際援助の必要性(落ち着いたように報道されているがまだ楽観はできず、今後大きな事態への予測のためのモニタリング、油の除去、野生動物保護のためなど資金が必要)を訴えました。

■ジャック・モイヤー博士からの緊急メッセージ

 最近発生したガラパゴス諸島近海の石油流出は深刻にして、取り返しのつかない悲劇であります。その後の破壊はそれ程甚大でなく、5年間の内には完全な再生が可能だという推測も出ていますが、事実はかなりの被害、特に海鳥や海獣類への被害が起こる事は否定できません。こうした動物を救護し、岩や海岸から油を取り除いたりする作業には少なからぬ財政的な援助が必要となります。どんな中学生も知っているように、ガラパゴス諸島は、あのチャールズ・ダーウィンがのちに進化論を形成するのに様々な材料を与えました。諸島はまた最も重要な世界遺産の一つであります。油流出から来る被害を食い止め、自然を守るために早急にあらゆる努力がなされるべきです。あなたの寄与が大きな力となるでしょう。(2001年2月1日ジャック・T・モイヤー<海洋生態学者>)

■持続可能な(石油のいらない)ガラパゴスを!

 カナダを代表する生物学者デビッド・鈴木さんは、世界の石油生産量の1/400、つまり数億リットルもの量が毎年海に流れ込んでいて、今回のような流出事故での被害はそのわずか5%ほどでしかないという事実を挙げ、事故は孤立した偶然の出来事ではなく、エネルギーの使い方をめぐる地球規模の大問題の小さな部分であり、膨大なエネルギーを石油に依存しきっている生活を見直す必要があることを主張しています。

  ナマケモノ倶楽部およびフィエスタ・エクアドル実行委員会では「持続可能なガラパゴス」をSOSガラパゴスキャンペーンのキーワードに、私達の生活へと視点が返ってくるようなやり方で、ガラパゴスへの支援を継続的に訴えていきたいと思います。

■SOSガラパゴス義援金 
2月6日現在で100万円以上の寄付が寄せられているとのことです。集められたお金は、エクアドル外務省を通じて現地の研究所に寄付されます。

義援金のお問合せ:エクアドル大使館:電話03-3499-2866
振込先:住友銀行麻布支店 普通預金794369「ガラパゴス義援金」

 

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