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メディア情報(中日新聞2002/5/5)

 Youth×Earthキャンペーンおよびセヴァン招聘企画が、中日新聞(2002.0505)に取り上げられました!

(記事本文)

 若者から変わろうー。8〜9月に南アフリカ・ヨハネスブルグで開かれる地球サミットに合わせ、環境問題に取り組む全国の若者たちが共同歩調を取って、「Youth×Earth(ユース・アース)」キャンペーンを展開する。サミットをきっかけに、団体の枠を超えて連携することで、環境活動を盛り上げ、若者の意識を向上させるのが狙い。既に活動を成功に導くための話し合いが始まっている。

 「若者たちの環境団体が協力して行動できることをアピールしたい」。4月上旬、東京・飯田橋の東京ボランティア市民活動センターの会議室で、「エコ・リーグ(全国青年環境連盟)」の内原英理子さんが議論の口火を切った。

 エコ・リーグは、全国の環境系大学サークルや団体などを結ぶネットワーク。1994年に発足し、現在は、約100団体(2000人)が所属している。内原さんは今春、長崎大学を卒業。東京に居を移し、副代表理事を務めている。「ユース・アース」キャンペーンでは事務局長の重責を担う。

 この日の会議には、エコ・リーグのほかに、ア・シード・ジャパン、自転車きゃらばん、ナマケモノ倶楽部、環境ムーヴメントなど、「ユース・アース」に参加する団体の代表らが顔をそろえた。話し合われたのは、キャンペーンの事業計画や運営方法など。

 現在の計画では、夏までに各環境団体の連携を深め、8月に京都で開かれるエコ・リーグの集会に他の団体メンバーも合流。同時に、各団体が独自に取り組んできたエコライフをまとめ、循環型社会に向けた若者層のライフスタイルの変革や新しい行動指針を提案していく。サミット後は、それまでの活動を踏まえ、環境に関心が薄い、より広い若者層を巻き込みたい意向だ。

 「キャンペーンを進めることで、各団体の活動を今まで以上に活性化させたい。人と情報の交流を促し、新しく環境問題に関心を持った人も、より深く専門的に取り組みたい人も、それぞれの段階に応じて活動できるようになれば・・・」と、内原さん。

 11月には、南アの地球サミットへの参加者の報告会を兼ねて、「スピーカーズ・ツアー」を全国で展開。東京、京都、名古屋、福岡など全国7カ所で集会などを開いていく。その時、キャンペーンのシンボルとしてツアーに同行してもらうのは、カナダ人の女性環境運動家セヴァン・カリス=スズキさんだ。

 スズキさんは10年前、ブラジル・リオデジャネイロで開かれた前回の地球サミット本会議で、わずか12歳で大人を圧倒するスピーチを行い、拍手喝采を浴びた。演説は、国の政治を動かす大人の行動や、逆に行動しないことのすべてが地球に影響することを気づかせる内容だった。

 リオ会議以降もスズキさんは、環境運動家としてのさまざまな実践のほか講演、執筆など国際的に活躍。97年から2001年にかけては、「国連地球憲章」起草に委員の一人として参加し、現在では、環境問題に取り組む若い世代の象徴的存在になっている。「環境活動をしている日本の若者と対話したい」。そう話すスズキさんの要望を受け、各地で若者との交流会が予定されている。

 事務局の一人、ナマケモノ倶楽部事務局長の馬場直子さんは「同世代のセヴァンさんの話を直接聞くことで、政治家でも大企業の社長でもない私たちが、どういう役割を担っていけるかを、一緒に考えたい。彼女は2000年夏に女友達5人と7000キロにおよぶカナダ横断の自転車キャラバンを成功させている。今回のツアーでも、一般市民をまきこんでいけるようなキャンペーンができればうれしい」と話している。

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