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地域通貨「ナマケ」 トピックス
7/22 ナマケレポーター 東京朝市・アースデイマーケット!

7月22日、夏ばれの気持ちいい午後、代々木公園けやき並木で開催されているアースデイマーケットに、ナマケレポーターとしてでかけてきました。

レポーター:ババナオコ、カトウチナツ
写真:koba

東京朝市・アースデイマーケット

●地域通貨ナマケでお買物!

現地でなまくるの千夏ちゃんに遭遇。聞けば、ナマケバイトでお金持ち(ナマケ持ち?)になったので今日は貯まったナマケを使って買い物をしようと来たのだそう。

写真2000ナマケを2000rに両替する千夏ちゃん。

準備OKと思いきや、さっそくオーガニックビール400円を400rでゲット。「ビール、サイコー!」。この後、千夏ちゃんとは別れ、出展ブースにお邪魔しました。
 
●島のおすそわけ http://mata-tabi.net/bioisland/

日本の離島(シマ)でとれた食品や加工品のみを扱うブース。2005年から島の魅力にとりつかれた4人のメンバーを中心に活動しているそうです。

島の桜の木で薫製にした「鰹の生ぶし」は、長崎県小値賀島(おぢかじま)産。佐世保からフェリーで3時間ほどにある島だそうです。

そのほかにも、天草/御所浦島からやってきたキムチイカの塩辛、緋扇貝(ひおぎがい)でつくったかめのマグネットなどが並んでいます。

「島の個性を活かしたフェアトレードを実現したい」と説明してくれた楊さんは、2ヶ月に1回は島に通い、誰でも出せるインターネットショップの運営をサポートしているのだそうです。

 
●吉田農園 http://blog.livedoor.jp/ynouen/
14時過ぎということもありブースはほとんど完売状態。それでも、オーナーの吉田敏雄さんに話を聞くことができました。

吉田農園は5反ほどの農園で21種類の野菜を育てています。「今日のブースのこだわりは?』と聞くと「朝採り!」と即答。三鷹に農園を構える吉田さんにとって渋谷はご近所。7時前に起き、畑で今日出す野菜を収穫し、8時すぎに農園を出るスローさ?でもマーケットには十分間に合ってしまうのです。

「無農薬でつくることで、野菜そのものにメッセージを込めてるの。」と説明する吉田さん。売り切れの茶豆(枝豆)は、朝採りだったら生で食べるのがいちばんよ、と日に焼けた顔をしわくちゃにした笑顔で教えてくれました。

写真:手塩にかけたトマトを手にパチリ!
●自然農園レインボーファミリー http://rainbowfamily.blog101.fc2.com/
1町歩の畑で年間約50種類の野菜と鶏約240羽を平飼いしているというレインボーファミリーさん。ブースの横には鶏1羽も応援に?駆けつけていました。

国産の麦をえさの主体とすることで、黄身の色が自然なレモン色の卵ができるんです」と話してくれたのはオーナーの笠原さん。ふだんの畑は家族でやっているそうですが、援農も大募集中だそうです(JR南柏駅からバスか車)。

この日も、子育てで渋谷に出てこれない奥様のかわりに短期研修中の若者がブースで一緒に手伝っていました。

アースデイマーケットの感想を聞くと、当初よりもマイバッグ持参率がよくなったよね、と好印象。一応ビニール袋を用意してはいるものの、ほとんどの方がバッグ持参でくるので使う必要がないのだそうです。エコマーケットとしての認知度があがっているのはうれしいですね。

最後に、レインボーファミリーさんの卵料理のオススメは?
「ご飯の上に湯がいたモロヘイヤと刻んだ生のオクラをのせ、真ん中に生卵を落としたネバネバ丼。」うーん、おいしそう!
 
●2000rで買ったもの

ブースレポートを続けていると、地域通貨ショッピングを終えた千夏ちゃんと合流。
かばんの中身をみせてもらいました!

・オーガニックビール400r
・日本酒(寺田本家)400r+440円
・とうもろこし500r+100円
・トマト50r+150円
・パン2個50r+600円くらい
・じゃがいも、ひじき400r
・とうがらし100r
・コーヒー50r+750円
・不明だけど使った50r

写真地域通貨rで買った野菜たち

きちんとメモしてなかったので、どこかでオマケして使わせてもらった50rもありましたが、なかなか買物上手な千夏ちゃん。

地域通貨をつかってお買物した感想は?
「受付でナマケを交換してもらうのに勇気がいった。ナマケがまだ知られてないみたい。」

おお、もっとナマケをもってお買物する人が増えるといいですね。

「各お店で意外とrが使えてびっくりした。でも聞いてみないと、いくら使えるのかわからないので、聞くのにちょっとどきどきした」
「ボランティア活動してもらった2000ナマケで、野菜が買えたり、
ビールが飲めたりするのは、かなりお得な感じがします。」

そういってもらえると、ナマケモノ事務局としてもうれしいです。

 
●アースデイマーケット事務局
最後に、問合せやボランティアコーディネイトでおおいそがしのアースデイマーケット 事務局・高橋さんにお話をうかがいました。
「リピーターが増えているのは感じますね。また、今年4月から導入した竹テントは、参加者にはもちろん、出展者にも評判がいいです。」

アースデイマーケットでは、今年から独自に開発した竹製のテントを導入。オーガニックな野菜やフェアトレード雑貨を扱っている出展者たちにとって、自然素材の竹でできたブースとの相性は抜群なのです。

また、テントの設営や撤収はスタッフ・ボランティア・出展者とがみんなで行い、朝早くから夕方まで同じ時間と空間を共有しているので、出展者どうしのつながりや出展者とスタッフとの連帯感が生まれてきているようです。

今後の展望は?
「できれば、代々木公園でマーケットを開催する回数を増やしたり、代々木公園以外の様々な場所でもマーケットを開催したりしながら、多くの人に身近に感じてもらえる存在になりたいです。
また、東京だけではなく、全国あちこちで同じようなマーケットが増えて、つくり手も食べ手ももっともっと元気になることが私達の夢です」
「東京に朝市を」という大胆な試みは、今後も進化してきそうです。
来月もおたのしみに!

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