二部の前に、エクアドルツアーにも参加されたという、関本さんによるギター弾き語り、そして重松壮一郎さんによるピアノ演奏がありました。エクアドルにインスパイアされたという曲「祈り」では、ハチドリのお話「私にできること」の朗読に合わせて演奏。エクアドルの豊かな森から滴り落ちるしずくのようなピアノの音色に、みなさん聞き惚れていました。
二部では、実際にスロービジネスを行っている会社「有限会社スロー」「有限会社カフェスロー」「有限会社スローウォーターカフェ」の紹介と、それぞれ代表の方たちの対談が行われました。
(有)スローは、オーガニックでフェアトレードのコーヒーの焙煎・卸販売の会社。現在、このコーヒーが販売されているお店のリストなども制作し宣伝にも力を入れています。今後は小さなコーヒーショップを計画しているとのこと。代表の小澤陽祐さんは、「カルロスさんのかっこいい生き方を伝えていきたい。そして、コーヒーからポジティブなメッセージを発信していきたい!」
(有)カフェスローは、オーガニックカフェ「カフェスロー」の運営を行っています。代表の吉岡淳さんは以前ユネスコで働いていた経験から、「平和というものは、地域の中での平和から生まれるものであり、自分たちの暮らしから変えていかなくてはいけないのではないか」という思いがあったそうです。そして、辻さん・中村さんと出会い、ナマケモノ倶楽部の情報発信の場としてこのカフェスローがつくられたのです。
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