屋根つき天窓。日本仕様! 羊のフェルト厚さは2センチ以上と分厚い
モンゴルの人達は、冷蔵庫、TV、照明を必要としていて、草原に捨てられているバッテリーを再利用し、再生装置を発明。
馬力
バッテリーをのせたトラックを馬が2時間走ると、1週間分の電力(電球、ミニTV)が可能。 遊牧民はそのトラックをコミュニティで共同利用されているそうです。
現在遊牧民は減っているが、ウランバートに住んでいる人達も家を持つことが難しい為ゲルを使用している。
藤村さんたちは現在も、モンゴルに行き環境負荷の少ない生活を提案中だそうです。
ゲルから、アトリエに行く途中には雑木林があり、たけのこ、山菜があり、今の時期には川に蛍がいるそうです。
◆アトリエ
金属加工機械、木工機械、図面作成や打ち合わせにも使用できる卓球台がありました。もみがらき、電化される前はこうだった前電化製品博物館非電化工房の前電化製品コレクションです。
試作は自分たちでやっていて、ブリキやトタンで作成しているとか。なぜならプラスチックだと金型が必要で、1台からの少量生産ができなく、コストもかかってしまうから。そしてブリキはプラスチックよりも土に還るのが早く環境負荷が少ないそうです。
設計のテーマは「壊れても、直せるもの!」作ることが難しいとコストもかかり、シンプルなものが製品化しやすい。しかしそうはいっても、アイディアから発明に至るまでは時間がかかるもので、試作の実験は20回やってから、
やるかやらないか決めるとか。また国の気候・条件またその土地にあるものに合わせ発明をしているため最低2回はその土地に行かれるそうです。

モンゴルの冷蔵庫(価格は羊2頭分) 真ん中:モンゴル用 右:ナイジェリア用のソーラークッカー
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