みなさま、こんにちは。事務局の岩澤です。エクアドルの環境活動家のニコラさん、ダリオさんが約2週間日本に滞在していました。その間、二人は東京を始め福岡、熊本、新潟、神奈川などを訪れました。 今回、私が同行した、新潟県阿賀野市ささかみのローカルツアーをみなさまに報告します。 パルシステム・山本さんのご案内でささかみを訪れました。ここは「ゆうきの里」と宣言した場所です。阿賀野市ゆうきセンターで生産される良質なモミガラ堆肥「ゆうきの子」を使用し、環境保全型農業に熱心に取り組んでいます。
【第一日目】 福島潟を訪れ、そして石塚さんの田んぼ、糸蚯蚓神社、鶏小屋、ぼかしをみました。
石塚さんは、放棄耕作地となっていた田んぼを借りて有機栽培でお米を育ています。ふゆ水田んぼなど昔ながらの手法を使い、かつての田園風景を取り戻そうと活動をしています。新しいことをやっているのではなく、江戸時代の農法。昔のやり方に戻っているだけと、石塚さん。
資源循環モデルとしての堆肥センターへ。こちらは国の助成金事業で建てられました。当初、堆肥のために使うとはと、反対されます。しかし、現在も事業が軌道に乗り、続いているのは数少ない内の一つだそうです。 ふつうは廃棄されてしまうおからや籾殻を農家から無料で引き受け。また牛の尿、鶏牛糞、を牧場の人が糞尿を持ってくる。それらを堆肥として加工し販売しています。冬になるとボカシ(堆肥)風呂に入れます。じんわりと身体が温まり、とても気持ちが良いのだとか。まだ発酵途中ですが、ダリオさんも体験?!
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