ミャンマー・スローツアー2007 フェアトレードをつくる旅(11/1〜11/10)
ミャンマーでは時間がゆっくり流れます。共同体を中心とした自給的な暮らしが息づく村々には、美しいハス糸織りやサトウヤシ、歴史的な寺院、祭り、森林再生など、自然・人・文化すべてがエコツーリズムの資源です。 環境文化運動を提唱するナマケモノ倶楽部では、現地の森林再生NGOフリーダとともに、世界で初めて、フェアトレードモデルをつくる参加型のツアーを企画しました。 3人の案内人とともに、地域の生産者をたずね、ワークショップを開き、フェアトレード商品を企画提案していきます。ミャンマーのフェアトレードモデルを一緒につくっていきませんか?
明石祥子(フェアトレードショップ「らぶらんどエンジェル」代表): 「ミャンマーでの初めてのフェアトレードツアーです。ウ・オンさん、真砂三千代さんと一緒の旅が実現するなんて今からワクワクしています。蓮の布、椰子の砂糖などたくさんの出会いが待っています。」
真砂三千代(アジアの手織り布ブランド「Afa」代表): 「この夏、田んぼの脇にある池に蓮の大輪が咲いた。その花の放つ聖なる輝きは心の深いところを揺さぶり、ミャンマーの僧侶が身にまとう蓮の糸で織られた布に想いを馳せる。土地の精霊達は糸を伝って魂に何を語りかけているだろうか。蓮の布に出会う旅を今から心待ちにしている。」
面積約68万ku(日本の約1.8倍)、人口約5200万人。ビルマ族、シャン族など約135の民族が居住し、国民の8割が仏教徒。各地域に建てられたパゴダ(寺院)には毎日人々が訪れ、生活の中に「祈り」が残っているスローな国です。 11月は乾季に当たり、朝夕は少し冷えますが、日中は半そでで過ごせる気温です。公用語はビルマ語ですが、英語教育にも力をいれています。また日本語を学ぶ学生も増えています。