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【レポート】 スロービジネス見本市

みなさま、おはようございます。東京の瀬戸です。私も見本市にレポーターその2(?)として参加させていただきました。以下は、報告というより、私の感想です。

今回の見本市でのかくれた(?)テーマは「いかにわくわくした生活(人生)をおくるか」だったのではないか、と思っています。


<基調講演>

これまでの「奪う」経済から「与える」経済へ。これまでは、10円の価値のものを100円で売って、買った人から90円を奪い取る経済だった、いま問題になっているサブプライムローンから始まった崩壊も、こんなことをしていたから、という話に、天野さんと同じような分野で働いていた私は、心の中で大きくうなずきました。

天野さんのお話は、いわゆる「スピリチュアル系」のなかではよく言われているようなお話でしたが、そういうことがこれまでは一部の「変わった(?)」人の間で話されていたのが、「ビジネス」、「経済」といった分野でも普通に話されるようになる日も近いと私は感じました。

馬場さんの報告にもあるとおり、「自分の魂が喜ぶこと=わくわく感」と天野さんは「哲学的」にお話しされていましたが、まさにこれは「スピリチュアル系」の中でよく言われていることであり、これは参加された多くの方の心に響いたのではないかと思います。


<投資ゲーム>

10のビジネスプランを伺う中では、ビジネスプランとして「わくわく感」は伝わってくるものもありましたが、プレゼンをされた方々は緊張されていたということもあったかもしれず、またその人の性格、プレゼンの仕方にもよるのでしょうが、その人自身が本当に「わくわくしている」のかな、という印象も受けました。

受付時に手渡された「投資ゲームの手引き」のような資料には「投資家は、「地域の利益」、「社会の利益」、「未来の利益」という観点から判断し、投資を行います」

と書かれていましたが、きっと多くの方は、天野さんのお話も受けて、「わくわくする、という点で共感できるか」という観点からも投資判断されたのではないかと思っています。

というのは、私は用事があったので、それぞれの方がどのくらいの投資を集めたのか集計結果の発表前に帰ってしまったのですが、馬場さんが報告された、一番投資を集められたという和久(わく)さんは、お名前の通りまさにまずご本人が「わくわく」されている感じが伝わってきましたし、それが多くの人に伝播しているのも交流時に感じたからです。


単に地域や社会や未来の「利益」という観点だけであれば、フェアトレード、スローツアー、まち(むら)づくり、など今回出展されたどの方のビジネスプランも甲乙つけがたいものがありましたが、投資の大小を左右したのはまさに「わくわく感」だったのではないでしょうか。投資家、という形で参加された方々は、10のビジネスプランを伺って未来に向けた「わくわく感を」持って帰られたのだと思います。

スロービジネスにとどまらず、今後の様々な場面で判断を求められる際、行動する際には「自分の魂が喜ぶかどうか」は大きな基準になってくると確信しています(すでにそういう基準で行動されている方もたくさんいらっしゃいますしね)。

見本市の内容とは直接関係ありませんが、今回の見本市の司会を務められた方、とてもお上手でした。声もイベントむきでいらっしゃるし、話された方の言をうまく受け止められた流れるような進行で、「プロの方に頼まれたのか」と思ったほどです。実際は、そういうことを仕事にされていないSBS学生の方だそうですが、会場で会った知り合いの間でも評価はかなり高かったです。
 
 

そのB
 

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