みなさんへ
去る7月25日、アウキさんのお別れパレード&舞台(?)がありました。以下写真です。↓
http://picasaweb.google.co.jp/wadaaya0515/DespedidaDeAuki?authkey=Gv1sRgCKjtjN_ak4P_9AE
垂れ幕みたいなものには、
「私たちの友人アウキ、あなたがくれた変化をありがとう。私たちはいつもあなたと共にある」
「コタカチに植えてくれた、正直に、そして透明性をもって取り組むモデルをありがとう、アウキ」
と書いてあります。
けっこう多くの人が集まっていました。ちょっとびっくりしたのは、このパレードを組織したのは、先住民コミュニティー評議会
(だったかな)という先住民の新しい組織で、これはどういう
団体かとこれを指揮している知人に聞いたら、先住民族を
ひっぱるものだと。そこで、これは、UNORCACに対をなすもの?
とずばり聞いたら、「そうとも言える」と。今度の選挙で
先住民が決定的にわかれました。それは村の中でもけっこう
感じられることです。
ちなみにこの日、アウキさんはコタカチのパレードに参加する前、
インタグでのお別れ会にいらっしゃったそうで、ノルマたちは
シーツを着物みたいに巻いて、帯をつけて、髪を結いあげて
踊ったそうです。写真を見せてもらいましたが、インタグの人には
ウケただろうと思われます…。
現在、アウキさんは、以前から取り組んでいたTemplo del sol
(太陽寺院)を独立させて、さらに、もともと先住民の歴史や
知識資料館みたいなものをというコンセプトから、先住民の
プロジェクト支援というコンセプトに変化させて、コタカチ、
あるいはインバブラだけではなく、チンボラッソ県など他の
県でも活動していくと聞いています。それで、世界的なキャンペーンを
したいのだと、アルカマリさんから聞いています。それでその話を
会って、おうかがいするはずでしたが、すっぽかされました。
(そこから大統領選挙への準備をしていくと、他の人から
聞きました。)
さらにハタリシュン(キチュア語でLet's get upの意)協会
というのも立ち上げて、食物自給率を高める運動やコミュニティー
ツーリズムをしていくのだとも聞きました。しかし、この団体は、
ちょっと偏りがあり、先住民の人たちがやっていますが、
利益分配が全然平等ではない、プロジェクトのお金をくすねている
という話をあっちこっちから聞きます。アウキさんがそういうことを
関知しているかわからないし、まだ見に行っていないので、
よくわかりませんが、微妙…。
さて、新知事ですが、これまたいい話を聞きません。
最初にやりたいことは、太陽の広場の太陽のモニュメントを
とっぱらうことだとか。(すでにコタカチのロゴマークは
太陽ではありません。教会の絵。なぜ???というかんじ。)
さらにインタグのアプエラの村祭りに呼ばれて行ったそうですが、
むちゃくちゃ酔っ払って、尾籠な話ですが、そこら辺で立ちションしまくりで、
かなり住民は「これが私たちの知事…」と、白けたそうです。
これからのコタカチがどうなるのか、かなり不安です。
アウキさんもよくわからないし、アルベルト・アンランゴ氏は
もっとよくわからないという状況です。
また何か動きがあったら、報告します。
AYAKO WADA
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