●レストランができることは?
1.食べ残しは、農場や養豚場で活用してもらいましょう。皮、果物の残り、野菜などが含まれています。
2.コーラやビールのフタを集め、保育園や学校で子供の遊びに使ってもらいましょう。
3.エビや魚の残りは必ず収集車へと渡しましょう。ポリ袋に入れて、通りに放置してはいけません。
4.ネズミ退治には、罠をしかけましょう。ネズミを寄せ付けないよう、通りに食べ物の残りを捨ててはいけません。
5.ペーパーナプキンの代わりに、できる限り布製ナプキンを使いましょう。
6.リサイクル可能な燃えないゴミは、分別しましょう。
7.洗面所、食器、洋服には、石鹸か生分解性の漂白剤を利用しましょう。
8.水は乾いたガラスのコップに注ぎましょう。プラスチックボトルや使い捨てコップを家庭内で利用してはいけません。より良い方法は、冷却水のサーバーを設置することです。また、できれば水の大ボトルを購入しましょう。
9.リサイクル可能な瓶でビールを販売しましょう。使い捨てのガラス瓶や缶で、ビールを提供してはいけません。
●ホテルができることは?
ホテルはゴミの一大生産地と汚染源です。改善には、次の方法を取る必要があります。
1.タオルやシーツを毎日洗うのは、水や洗剤を大量に浪費します。また、それは汚染源にもなります。これを回避するには、エクアドルだけでなく世界でも高い評価を受けるホテル、例えばホテル・エル・ヴェルデのシステムを導入しなくてはなりません。各部屋に、次のような注意書きを掲げてください。
世界中の多くのホテルで毎日タオルやシーツを洗うことは、何百万立方メートルの水と何トンもの漂白剤を使うこととなり、環境の悪化につながります。通常はシーツとタオルは毎日交換しますが、その必要がなければ、このカードを枕元に置いて下さい。当日のタオルとシーツは、交換いたしません。
2.各部屋には、ガラス瓶に水を入れて置きましょう。テーブルには、ガラスのピッチャーとコップを置きましょう。
3.決して、プラスチックボトルを置いてはいけません。
4.周囲を庭として活用したり、植木鉢や、水草を配置したりと、きれいに飾りましょう。
5.省エネの電球を利用しましょう。また、節水器具を使いましょう。
6.台所では、レストラン向けの助言と同じ方法を用いましょう。
●学校にてできることは?
1.教育施設をエコロジースクールへと変化させる試み。(エコスクールプログラム)
2.教室での紙ゴミは分別して、後にリサイクルをする。
3.家庭で実践できるよう、生徒と共に有機ゴミでコンポスト作りを行う。
4.学校から輩出された有機ゴミからコンポストをつくり、生徒と共に中庭づくりを行う。
5.学校の植物の散水には、洗面所の水をリサイクルするシステムづくりをする。
6.学校の壁に、環境に関連する壁画を描く。
7.6月の第1週のみを「環境週間」として思い出すのでは無く、年間を通じて常に意識する。
8.生徒がリサイクルについて学べるよう、当ガイドブックを活用する。
9.環境教育について、教師との話し合いを行う。
10.各学校にて、「ゴミゼロ宣言」を行う。また、授業後にゴミ捨て当番となる生徒を集め、教室の清掃を実施する。
11.廃棄物、段ボール、瓶などを再利用して取扱いパンフレットを作成する。また、お面づくりや、マチェ(水とゴムを加え砕いた紙)と呼ばれる紙を利用して瓶の装飾とする。
12.自家製のコンポストを利用して、学校や街、生徒の家庭に苗木畑をつくる。
13.きれいな学校とは、よく掃除をする学校ではありません。汚すことのない学校であることを覚えておきましょう。
14.学校単位でエコ・クラブをつくりましょう。エコクラブはリサイクルへの協力や、学校のコンポストづくりを手伝うこともできます。
15.生徒と共に、バイーア周辺にある自然豊富な地域を訪れましょう。セロ・セコ自然保護区、ルイーナスの森、ムチャチョ川、サラナンダ川、フラガタス島、コラソン島などがお薦めです。実際に行われるリサイクルを観察するには、ファンカプロジェクトやバイーア・ガーデンセンターを訪問するのがよいでしょう。
●子供にできることは?
1.このガイドに書いてある全てを読み、家庭できることは実践して下さい。そして、お父さんやお母さんに教えてあげましょう。
2.ゴミを道端に捨ててはいけません。そのような人がいたら、エコシティに住むことを思い出してもらいましょう。そして、この美しい街を守りましょう。
3.教室では、紙のリサイクル用のボックスを設置しましょう。また、自宅にもう1つ備え付けましょう。
4.地域や学校に、エコクラブをつくりましょう。クラブの活動を通じて、リサイクル可能なゴミの収集や、換金のためにリサイクル施設へ持ち込むこともできます。
5.両親や先生達と自然の中を散策してみましょう。
6.植物の葉や、花を摘み取るのはやめましょう。植物も生きています。パチンコで鳥を殺してはいけません。鳥も生き物です。
●職場、店舗、作業場、機械工、タクシーや自動車のドライバーができることは?
1.繰り返し利用し、リサイクルを行うために非有機ゴミ、段ボール、紙などを分別するためのボックスを用意する。
2.あなたの自動車やバスが排気ガスを異常に排出するならば、整備士に整備を依頼しましょう。エンジンには、公害防止の付属部品を取り付けましょう。
3.自動車、自転車、バスの中古部品を持ち込めるよう、金属を売れる場所を見つけておきましょう。REPACAは、アルミ、銅、鉄を回収します。また、サンビセンテでは、アルミをリサイクルしています。
4.使い古した油を、地面にこぼしてはいけません。牧畜業者向けに、容器に保存しておきましょう。
5.より環境に優しいのは、ガソリン「SUPER」です。鉛を含むガソリンには、付属部品を利用することで費用が一見かかりそうですが、長い目で見ればエンジンにも環境にも有益です。
6.魚介類の運搬車には、停車場所を汚さないよう、溶け出した氷水を受ける容器を備えましょう。
7.中古タイヤは、あなたの有益な時間を増やすために利用しましょう。古タイヤは、芸術分野で再利用ができます。タイヤを利用して小ビジネスを始めたい人を探してみましょう。古タイヤは種を蒔く際の容器となり、子供向けの揺り椅子にもなります。また、サンダルや支柱としても、活用できます。これらは、燃やすよりも優れた手段です。
8.停車時は、エンジンを停止しましょう。ディーゼル車であっても同様です。汚染源である排気ガスや騒音を撒き散らすよりも、新たにエンジンをかけましょう。
9.車内には、ゴミ袋を用意しておきましょう。乗客が窓からゴミを捨てないよう、案内を書き加えましょう。
●工場、包装工場、研究所でできることは?
将来的に発生する責任をも追及する法律は、廃棄物を適切に処理することを私達に義務付けます。
・まずは、産出される廃棄物に責任を負います。処理をせずに、自由に廃棄することは出来ません。
・汚れた液体を洗い流すにはフィルターを利用しましょう。それぞれの場合に、適した技術があります。塩素、重亜硫酸塩、利用済み機械油、血液、魚の油、漂白剤。
・食肉を処理する場合、血液と混合した水は処理しなくてはなりません。食肉の残部や骨は再利用して、排泄物は肥料にしましょう。
・鶏や小動物を肥育する人々も、羽や皮を活用して、内蔵は粉にして利用しましょう。
・エンジンからの排気は、フィルターや触媒装置を利用して減少できます。
・魚粉、エビ、飼料の製造加工工場は、空気清浄フィルターを利用して悪臭を取り除きましょう。上澄みと不純物を除去して、液体を再利用します。また、固体を除去しましょう。
・エビや魚の包装業者も、エビの頭、えら、ひれ、内臓を利用して肥料をつくれます。
・使い捨て容器を利用して、食事を提供するのは避けましょう。
・省エネ電球を利用して、扉は直ぐに閉めてエネルギーを省きましょう。
●養蜂、養豚、エビ養殖の業者にできることは?
・有機肥料をつくるため、排泄物のタンクを活用しましょう。
・尿や液体は、液体肥料に利用できます。
・ガスも燃料として利用できます。
・ハエ退治には、粘着テープを使いましょう。また、虫退治に有用な植物を活用しましょう。パイコ、マリーゴールド、アルバアカ。感染源の除去に努めましょう。
・生物コントロールを取り入れましょう。木を植えれば、ハエを捕食する鳥がやってきます。また、カエルやヤモリも昆虫を捕食します。
・エビの養殖には持続可能で、汚染の少ない方法を用いましょう。川へと戻される水が、よりきれいであるように、配合飼料にはタンパク質をより少なく、配合飼料の比率を低くするよう第一次産品の依存度を高めましょう。
・養殖池のエコシステムや、生物多様性を回復しましょう。岸や河川沿いには常にマングローブを植え、周囲に植生が戻るようにしましょう。
●機械工場や民芸品工場でできることは?
・リサイクルセンターの指定に従い、廃品を分別しましょう。鉄、瓶、タイヤ、ゴム、プラスチック、布、紙、段ボールなどです。リサイクル業者は、これら全てを買い取ってくれます。
・潤滑油、溶剤、サビ落とし、使用済みのオイルなどは、リサイクル用の容器に集めましょう。
・サンドペーパー、燃え残り、磨き粉の残りも同様に、リサイクル用容器に集めましょう。
・布切れ、皮や繊維の切れ端も、別の利用法があります。
・近代美術に勤しむ人々は、彫刻に廃品を利用します。
・作業場での安全は、強く求めましょう。
●観光客がするべきことは?
1.植物や動物を、大切に扱いましょう。植物、動物、昆虫を移動させるのは止めましょう。
2.使い捨てよりも、リサイクル可能な容器を利用しましょう。
3.ゴミはゴミ箱に捨て、決して道端や川、海岸に捨ててはいけません。
4.それぞれの場所で指示されるようにゴミを分別しましょう。
5.トイレを利用しましょう。
6.自然の中の歩道を利用して、丁寧に扱いましょう。
7.私達の文化遺産を尊重しましょう。
8.自然の中には足跡のみを残し、写真のみを持ち帰りましょう。
|