タグアは中南米地域に分布する「アメリカゾウゲヤシ」と呼ばれる植物です。完熟した種子の中が象牙のように乳白色で硬くなることから「植物象牙(Vegetable
Ivory)」とも呼ばれ、象牙の代用品としてボタンや装飾品などの材料に古くから使われてきました。
1990年代にアメリカ、エクアドルの市民団体と日本国際開発機構などが協力して、タグア・イニシアティブというプロジェクトが発足しました。エクアドルをはじめとする熱帯雨林地域の住民に雇用と収入をもたらし、豊かな生態系を守る取り組みとして注目されています。
下のようなさまざまなグッズとなって、フェアトレードで日本に来ています。左上から、カタツムリの置物、マッサージャー、リング、ブレスレットです。(写真提供スローウォーターカフェ) |