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ボランティアレポート:フニン村より帰国します

フニン村より横山理絵です。

今朝、3ヶ月間を過ごしたフニン村を出てきました。ここ2週間というもの、帰国することを考えると胸がつまりそうだったのですが、今朝はキャビン管理人のオルガと涙、涙のお別れをしてきました。

村からバス停までの道のりは満月の月明かりの下、一歩一歩踏みしめるようにして歩きました。
日本にいた時は、月明かりがこんなにも明るいものだとは知りませんでした。月明かりに照らされた山々もまた美しく、この美しい景色を私たちは失ってはならないと改めて実感しました。

私は31日に日本に帰国しますが、フニン村の闘いはまだ終わっていません。今は鉱山会社のお偉いさんたちがフニンの人々と話し合いの場を設けたいと言ってきています。でもフニンの人たちは了承しない方向です。

先日のクリスマスには、鉱山賛成派の村人の所に鉱山会社がおかしやおもちゃを送り、子供たちに配るという出来事がありました。親たちは子供たちに受け取るんじゃないと言うのですが、大勢の子供たちは目新しいおもちゃの誘惑に勝てるわけがありません。子供たちを物でつるなんて、本当に浅はかで子供じみたやり方です。

ツーリズムのリーダーエドムンド・ルセロさんから伝言を預かりました。

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まず初めに、ナマケモノ倶楽部のみなさんへ

メリークリスマス そして新年おめでとうと申し上げます。
ナマケモノ倶楽部のみなさんの日々のご協力に心からお礼申し上げます。
フニン村にいただいたナマケモノ倶楽部のみなさんからの寄付に感謝しています。
私たちの闘いに共に団結してくださりありがとうございます。

この闘いはフニン村だけの問題ではなく、みなさんの問題でもあります。
これからも共に闘い続けてくださることを願っています。
私たちはこれからもますます団結し、決して屈することはありません。
理絵は一時をフニン村で暮らし、共に私たちと闘ってくれました。彼女がみなさんとの架け橋になってくれると思います。

フニン村より心を込めて
ツーリズム リーダー
エドムンド・ルセロ
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帰国しましたら、また追ってみなさんにいろいろとご報告したいと思っています。
フニン村ではまだまだ遣り残してきたことがあると感じています。美しい村フニン村に、また私は戻ってきたいと思っています。また、大切なフニンの仲間と共に、問題に取り組み続けたいと思っています。

日本でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

横山理絵

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