プレスリリース文
アセンダントは、先週末、「私たちの郡」という名のある冊子を発行した。彼らによると、この冊子は、CODEGAM(ワダアヤ注:アセンダントに雇われた元国会議員が作った「ガルシア・モレノコミュニティー発展委員会」。ガルシア・モレノとは、フニン村、マンドゥリアコスを含むインタグ最大の教区)によって発行されたとあるが、明らかにカナダ系企業、アセンダント・コパーが背後にいることは読めば歴然である。(先週の土日にアセンダントに雇われた者たちが、アプエラで、タダで配っていた。)
オールカラー(写真34枚、大きなイラスト1枚)で、全部で、16ページ。第一級の紙を使っている。普通の紙よりもより長持ちするものを選んだらしい。
この鉱山開発側の発行した冊子は、事実の歪曲と虚偽の連続であり、現在に至るまでの暴言は数限りない。
例えば:
1) 「鉱山開発対象地域」のイラスト(フルカラー)は、コタカチ・カヤパス生態系保護区(ワダアヤ注:国立の自然保護区)5km、そしてフニンの3軒分くらいを示しているが、日本による調査によると、実際は、保護区10km、そしてフニン2kmほどを示している。
2) 「取り組み」と題されたページには、3つの橋の建設を含むフルカラーの12枚もの写真が出ているが、これは彼らが建てたものではなく、DRI(ワダアヤ注:スペイン系のNGO)とインバブラ県が共同で建てたものなのだが、冊子によると、アセンダントが建てた、あるいは実質的に出資したことになっている。これはまったくの嘘だ。(ジャーナリストのみなさん、アセンダントが、橋の建設に1万ドル寄付したかどうかぜひ県に問い合わせてみてください。)
3) 2ページに渡るCODEGAM−アセンダントによる郡庁舎の占拠。一枚の写真は、アフリカ系エクアドル人の女性が「天井」を買い求めに町に出たのだが、突然デモに出ないといけないと言われた様子の写真。彼女は、この出来事をDECOINの教えてくれた。この記事の中では、インタグから「400人もの人々」が占拠に参加したとあるが、実際は、150人から200人くらいで、インタグから5台ものバスに運ばれてきた人達だが、彼らは占拠のために行くとは知らされておらず、それどころか、キトへ債権と住居プロジェクト(ワダアヤ注:アセンダントによる家をタダで建ててくれるという計画)のために行く予定だったと聞いていたという。彼らはアセンダントとCODEGAMにだまされたのだ。
4) 2ページに渡るヴィジャシス(ワダアヤ注:アセンダントに雇われた退役軍人)のインタビュー。明らかにこれはこの将軍のイメージをきれいにするためのものだ。ここには書かれていないが、1997年にキング・ペトロレアムという会社から賄賂を受け取った事実もある。(このことが公になる前に、彼は辞職した。)
5) 郡庁舎占拠の記事の中に、インタグにおける貧窮と放置は、DECOINのせいであると書いてある。鉱山開発反対の意志を明確にしている4人の外国人に対して排斥を強調している。この記事には、その外国人らは「エコロジカル」な商売を展開しており、目的として掲げていることは達成せず、単に個人の利益追求のためとしている。実際は、この中でただ一人だけ、小さなエコツーリズムの事業を行っており、そしてそれは環境保全の目的を満たしている。残りの3人は、一切
エコロジカルな商売など行っていない。
これを編集した人間、企画した人間、そしてそのパトロンたちは、まさに虚偽を並べてメディアや政治家たちの意識がこういった人々や組織に行くように、この鉱山開発会社が引き起こしたインタグにおける重大な違法行為から目をそらせるために、会社の従業員や支援者が行っている道路封鎖や情報操作、そして毎日のように行われている殺害脅迫、暴力行為の調査をさせないように、そして結束の固い自治体を壊すために、煙にまこうとしている。
彼らは、自分たちの外国企業との汚職がばれないように、また設備投資したとされる橋や水道システム、そして道路建設(15年以上も前に建てられた)に実際投資していないことがばれないように、メディアが暴露するような敵対する人々の醜聞を探している。セサール・ヴィジャシス元将軍、そして元代議士のロナロド・アンドラーデを追求しないようにするために、ありとあらゆることを行っている。このうちの一人は、キング・ペトロレアムという石油会社と1997年に不法に行われた行動に関わっているとされており、そしてもう一人は、国会議員の地位を利用して汚職し、国会により調査された。
その他にも多々曲解や虚偽があるが、しかし私たちはみなさんに、彼らのしていることをイメージしてもらうためには、これで十分なのではないかと考えている。どうか、原文を入手してみて読んでみてもらいたい。
(www.nuestrocanton.com, www.codegam.org)
今、私たちが最も心配しているのは、この郡の自治体が無知であることを言いふらし、市民を反逆行為に駆り立て、インタグに別の郡を作るかもしれないということである。通常、こういうことを犯した鉱山開発会社はその国から追い出されるものだ。しかしここではそれが公的に行われる可能性があるのだ。そしてフルカラーで!
広報部門
DECOIN
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