村への検問所の鎖は、ナランヒージャ買い付け業者
出入りのために開け放たれていました。
月曜日と木曜日は毎週買い付け業者がきます。
そんな中、村内鉱山賛成派の家族と名乗る2台の
車が入ってきました。
通過したことに気付き、追いかけていったのですが、
確かに食料やスーツケースなどを持ち、二組の夫妻
に一人の女性は赤ちゃんを抱え、二人の男の子も
いて、家族が休日を利用して会いにきたといった感じでした。
そのため追いかけたものの何も聞かずに去ったの
ですが、翌日彼等が保護区にいるのを保護区近くに
土地を持つドン・フスティーノさんが発見。
住民は騒然となりました。
家族と装って保護区に侵入した鉱山開発関係者かと
意気だったのですが、村を去ろうとする車を住民が
止め話しを聞いたところ、確かに家族であるとのこと。
今回のことでは家族であるのかどうかは事実として
確認されませんでしたが、こういった手を使って村に
侵入してくることは容易に今後も予想されます。
(ナマケモノ倶楽部会員 エクアドル駐在員:横山理絵)
|