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エクアドル情報
フニン続報:カルロス・ソリージャ宅、襲撃される

10月17日

今朝、6時半、自称警察と名乗る、ピストルと機関銃を手にし、完全武装した10名ほどの男たちがカルロス・ソリージャ家に到着した。ある者は制服を着用し、2名はスキー・マスクをかぶってきた。その20分後、カヤンベ市から検察官を自称する別の人間が堅く捜索令状を持ってやってきた。彼らは、ソリージャの家と、ソリージャの元で何年も働いており、丘の上に住んでいるロベルト・カストロの家を捜索した。ロベルトは、身分証明書の提示を要求した。しかしそれは叶えられなかった。カルロスはそのとき自宅におらず、彼の行方は現在わかっていない。カルロスの妻のサンディとその息子のマーティンは、家におり、その警察の男たちが自宅に押し入り、捜索するのを見ていた。彼らは、カルロスのベッドルームと書斎をめちゃくちゃにした。マーティンによると、その中の一人は特に凶暴で、マーティン、サンディ、そしてロベルトにわめいたり、押したりしていた。リーダーらしき男は、1時間したところで、ここには見つけるべきものはないと宣言し、どうやら他に行くところがあったらしく、時間がないのでそちらに行くよう、仲間に伝えた。ちょうどその時、その一番凶暴な男がバッグを手に外に出てきて、その中にあった麻薬を指し、それを居間で、また銃をマーティンの部屋で見つけたと主張した。そこで、この怪しい警察官たちは去っていった。

その他の目撃者たちは、その朝、サンタ・ロサ(注:カルロスが住むコミュニティー)にやってきた警察官たちの多数の車のどれひとつにも、警察のしるしがついたものはなく、またすべての車にはナンバープレートがなく、そして一台の赤い車は鉱山開発会社の所有の車であるとかいてあったと証言した。また、彼らは、その2日前ほど、アセンダント(注鉱山開発会社)の従業員がサンタ・ロサでふらふらしていたと証言した。

偶然にも(?)、昨日、イバラの裁判所では、昨年12月10日に起こったアセンダント・コパー・コーポレーションのインタグ事務所の焼き討ちで、訴えられていたコミュニティーの住民に対しての告訴を棄却した。しかし、インタグの生態系の防御と保全(DECOIN)の会長のシルビア・キルンバンゴは、鉱山開発会社は、この判決に対して、上訴するであろうと語った。

現在、私たちは国際書簡キャンペーンを開始しなければなりません。あなたに、カルロス・ソリージャという一個人に対して、脅迫を目的とする誤った告訴に対する怒りを、アセンダントの社長のゲリー・デイビスに書くよう、お願いします。ブリティッシュ・コロンビア・セキュリティー・エクスチェンジにも書いてください。あなたの手紙のコピーをDECOINの会長のシルビア・キルンバンゴとイ
ンタグニュースペーパーに送って下さい。(あて先は下記にあります。)そしてぜひ、関心のある人や団体に送ってください。それから、いつもですが、弁護士費用などにかかる経費への寄付も受け付けています。

状況がよりはっきりしてきたら、私たちはどのようなアクションが取れるのか、また寄付をどのように送るのか詳細を報告します。

敬具、Sylvia M. Seger (翻訳:和田彩子)

いくつかの連絡先:

■アセンダント・コッパーコーポレーション社
Gary E. Davis
President and CEO
ASCENDANT COPPER CORPORATION
10920 West Alameda Avenue, Suite 201
Lakewood, CO 80226
Tel: (303) 824-0271 Fax: (303) 297-0538
www.ascendantcopper.com
info@ascendantcopper.com

■ブリティッシュ・コロンビア州証券委員会
British Columbia Securities Commission
701 West Georgia Street
P.O. Box 10142, Pacific Centre
Vancouver, B.C. V7Y 1L2
Canada

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