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コタカチ・エコロジーセンターに滞在した日本人ボランティアたち(2004夏編)

こんにちは。エクアドルのワダアヤです。今日、日本からさらに新しくボランティアが到着しました!現在エクアドル(コタカチ郡)における日本人率はかつてないくらい高く、久しぶりの日本の空
気を懐かしく思い出しました。(ちなみに今日のごはんはカレーでした。おいしかった!)

今日はこの方々をご紹介します。(紹介内容はあくまで私見です)

Kino McDonaldさん:
彼はナマケモノ倶楽部のスローライフの実践の場、エル・ミラグロにおいて、リーダー的存在です。これからエクアドルに来るであろうナマケモノ倶楽部のボランティア、あるいはその他の様々な国からのボランティアが、エル・ミラグロという場所においてプロジェクトがたてられるように、何かはじめられるように、その基盤を築こうとばりばりやっています。

この電気もなく、食料も手に入れるのに一苦労する、きわめて物資的な意味でシンプルな、でも自然に囲まれている豊かな場所で、ボランティアたちが生きるということを考えられる場、それをつなげていけるコミュニティーづくりにチャレンジしています。

ただ単にスローライフと言っても、それは何を意味するのか?そこを追求するフィロソファーでもあり、サバイバル能力も高く、体のことにも詳しいし(快医学や整体、針灸など)、詩を書いたり、ギターを弾いたり、ファイヤーダンスやカプエラ、能なでもできるパフォーマーで、「特技」の枚挙に暇がありません。

ファイヤー・ビルダーを自称する彼は、焚き火づくりの名人。エル・ミラグロではよく焚き火をしますが、火を起こすことにかけては右に出る者はいません。

横山理絵さん:
ナマケモノ倶楽部の理事メンバーでもあり、エクアドルに来るのは3度目という彼女の今回の滞在期間は6ヶ月。鉱山開発問題に立ち向かうフニンの人たちの役に立ちたいという2年越しの思いを成就し、やっとエクアドルの地を再び訪れてきてくれました。彼女は、これからナマケモノ倶楽部のスタッフとして、フニンも鉱山開発問題に携わる他、エコツアー、医療問題(薬草のデータベース作成など、西洋医学とは違った視点のもとに)にもどんどん関わっていく予定です。

エル・ミラグロでも、主にアンニャのサポートに大活躍。そして意外に適応能力の高い彼女は、エル・ミラグロの環境にも順応して、シャンティという馬をひいて、川を渡り、山を越えということもこなしています。(アンニャ談。)

何より地域の人々とつながることを大切に思っている彼女のやわらかい空気が、きっとナマケモノ倶楽部のエクアドルにおける活動によい影響を与えてくれると思います。

西本秀治くん:
ナマケモノ倶楽部のメンバーではありませんが、縁があって、ボランティア活動に参加してくれることになりました。エクアドルに来たのは、「コーヒーを飲むため」と豪語するツワモノ。エル・ミラグロの石の家づくりでも活躍してくれました。エル・ミラグロで、マイ焙煎機(パスタ用のざる)を使って、エル・ミラグロで自分で摘んで、乾かし、皮を剥き、焙煎するという、彼にとってはこれ以上ありえないくらい貴重な体験をしていると思います。

彼はこれからフニン村に入り、1ヶ月、鉱山開発会社が勝手なことをしないように地域発展評議会のボランティアたちがやっているコミュニティー保護区のパトロール(1日徒歩8時間以上!)に参加します。

那須清和くん:
アメリカのインディアナ州のデポー・ユニバーシティー(DePauw University)で、紛争学を学んでいて、短期でエクアドルで鉱山開発のことを学びにきていました。ナマケモノ倶楽部のメンバーではありませんが、これまた縁があって、ここ、コタカチ・エコロジー・センター(CEC)で、私の苦手分野である翻訳の仕事を手伝ってくれました。(超感謝!)さらに、どろぼうよけのため、塀の上に割ったガラスをセメントで塗り固めてくれたり、10日間という短い期間であったにも関わらず、その貢献度はとても大きなものでした。

岸本新之助くん:
昨日エクアドルに、そして今日コタカチに着いたニューフェース。彼はエル・ミラグロでの活動を重点的に行う予定。スペイン語もベラベラだし、今後の活躍に期待!ボランティアレポート

酒井卓爾くん:
岸本くんとともに、エクアドルにやってきた彼。彼はこれから海岸地方のマナビ州にあるリオ・ムチャーチョというパーマカルチャー農園でボランティアをすることになっています。日本でも農業経験が多いという彼の活躍にも期待度大。ボランティアレポート

もちろん日本以外からも、ナマケモノ倶楽部の世話人&コタカチ・エコロジー・センターの設立者であるAnja(+娘Pacha&息子 Yani)、Dorit(ドイツ)、Scott、Halley(オーストラリア)、Marlis(オランダ)、それからCECの現地スタッフである JoseやLuisもこのコタカチのコタカチ・エコロジー・センターで、コタカチ・エコロジー・センター・カフェの運営、パーマカルチャーガーデン(エクアドル版シード・セーバーズとコタカチのアンデス青年会と合同で)、雑排水の浄化、移動(!)コンポストトイレの制作、そしてなんと言っても9月11日、 12日に開催されるコタカチ・オルタナティブ・エキスポの企画、運営に奔走しています。

ちなみにここにくる日本以外のボランティアも、私に洗脳されて、食事をはじめるときには「イタダキマス」と言うことを覚え、そして最終的にはナマケモノ倶楽部のメンバーになって帰ってゆきます。

以上、ボランティアたちのご紹介でした。
 
日本にいるみなさんも、ボランティア活動に興味があるようでしたら、ぜひご連絡ください!
おもしろいことがてんこ盛りです!

ワダアヤ

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